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Channel: ホビタン ~趣味の探訪~
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ファミコン 女神転生Ⅱ 続章2 女神転生Ⅱ 東京の怪奇現象、鎮魂することを願います。

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東京の怪奇に関してです。中でも女神転生Ⅱに関連あるんじゃないかなというものを挙げてみます。女神転生Ⅱの攻略のおよその道筋に合わせての紹介です。かなり重々しいですが東京という場所はかつては天災や人災に見舞われた場所であり鎮魂のための施設が複数あります。女神転生Ⅱでは触れられてませんが東京の裏の側面を合わせて紹介します。

 

【羽田】 

 

 

現在では国際空港がある地ですがここには穴守稲荷神社の鳥居がありました。

 

まず羽田空港、Ⅱでは開始のシェルターよりこの羽田の地にお世話になりますがここにも怪奇現象がかつてありました。羽田にはかつて鳥居がぽつんとありました。この鳥居は江戸時代から続く地元の穴守稲荷神社の鳥居のひとつでした。1945年空港建設のために神社を移転したのですが、鳥居を取り壊そうとすると工事関係者が原因不明の病や事故で倒れたのです。そのため移転は中止され鳥居だけ残りました。当時赤鳥居の祟りではないかと言われターミナルビルや旅客機にまでお札が貼られたということがありました。穴守神社の鳥居が移転されたのは1999年で結局50年以上もそのままでした。何かの祟りとかなかなか怖い話です。

 

【品川】

 

 

かつて品川には鈴ヶ森刑場がありました。

 

やがて主人公は品川に訪れます。この品川より少し離れたところに鈴ヶ森刑場跡があります。この刑場では10万人から20万人もの罪人が火あぶり、斬首、磔からの串刺しなどで処刑されたとのことです。写真撮影時に起こる心霊現象がかつてを物語っているとか、特に「首新井の井戸」と呼ばれる生首を洗った井戸の周辺で目撃例が多いようでなかなか怖いです。。刑場跡は品川より離れた大井競馬場の近くで駅名では大森より少しいったところにあります。

 

【芝】 

 

 

 

東京タワーにはかつて墓地があったとか、そしてタワーには朝鮮戦争にまつわることがあるようです。

 

有明、銀座を経て到着する芝の東京タワーでは数々の心霊現象が確認されているみたいです。「非常階段を駆け下りる女性の霊」などですがこの地は元来墓地だった土地の上に建てられたとのことです。怪奇現象が起こる原因はそこにありましてお祓いが必要ですね。またタワーに使用されている鉄骨は、朝鮮戦争で使われた戦車の一部とか言われています。東京タワーを背にして撮影した写真に映る人影、それはかつて戦争で亡くなった人の霊なのかもしれません。

 

【渋谷】 

 

 

渋谷より少し離れの青山霊園は多数の有名人が眠ります。

 

芝から地下通路を経て到着する渋谷、ここより東に位置する青山霊園は怪奇現象スポットとしてかなり有名です。というのもこの霊園には多数の有名人が眠るためなのかもしれません。大久保利通、小村寿太郎、市川團十郎ときて忠犬ハチ公などの名だたる方々(犬だけど)が眠っています。今でもこの霊園では公募が行われていますが無縁仏も多数ありまして夜間は昼間と異なり異様な感じになるようですね。

 

【池袋】 

 

 

サンシャイン60、かつて巣鴨プリズンがあった意味深な地です。

 

かなりの隔たりを経て池袋に来る主人公ですが池袋サンシャイン60はその昔、巣鴨プリズンでした。この巣鴨プリズンは太平洋戦争時の戦犯が数多く処刑されたとのことです。その中にはソ連軍スパイのリヒャルト・ゾルゲの姿もありました。その跡地に建てられたサンシャイン60、この60という数字は階数ですが実はこの数字、この拘置所にて処刑された人間の数とのこと…思わず背筋が凍る感じがしますね。

 

【新宿】 

 

新宿には数々の怪奇現象があります。千駄ヶ谷、戸山公園、赤坂と怪奇が多い場所です。

 

 

池袋より地続きなので徒歩で来れる新宿ですが新宿に近い千駄ヶ谷トンネルに怪奇現象があるようです。千駄ヶ谷駅から国立競技場を通過し、明治通りへと抜ける道の途中にあるトンネルですが東京オリンピック開催に合わせて急な工事が進められました。お寺を別の場所に移動する時間がないのでやむなく墓地の下にトンネルを掘るという形になりました。地図上でも「仙寿寺」という寺の敷地の下を通過していることになっている奇妙なトンネルでしてトンネルを通過すると車のバックミラーに髪の毛を振り乱した女性が映ったり、フロントガラスに手形が付けられたり、などかなり怖い現象が起こるとか、墓荒らしの末のトンネル故祟りがあっても仕方ありませんが…。

 

 

 

同じく新宿区の戸山公園なのですがここは日本の黒歴史的な場所のようです。この場所では不審な白骨遺体が100体以上発見された場所でしてかつて日本軍の人体実験部隊である731部隊の犠牲者ではないかとのことです。国立感染センター建設時に出土した人骨、かつてはこの公園には陸軍が駐屯していたとか…夜中に男の悲鳴、トイレに出現する霊…日本の黒歴史で無残にも殺された浮かばれることのない霊が怨霊となってこの地を彷徨っているのでしょうか…

 

 

 

新宿より少し離れですが赤坂のプルデンシャルタワー、ここは1982年2月8日ホテルニュージャパンの大火災があった跡地に作られたビルです。ホテルの宿泊者33人が亡くなったという大火災で原因は外人客の寝たばこの不始末だったとのことです。火災後にこのホテルですがずさんな建築内容が露呈して丁稚奉公から成りあがった社長はその責をおわれたとか、そして長期に渡り廃墟でしたが1996年にこのビルが建てられたのです。怪奇現象はこのビルが建てられる廃墟の時代のことでして女性の鳴き声が聞こえるとか5階あたりでボソボソ話す声が聞こえるなど噂が絶えませんでした。東京の一等地である赤坂に14年も廃墟としてそびえたっていた、多くの死者を出したので死者の浮かばれない魂の叫びだったのかもしれませんね。

 

【足立】 

 

歴史が不明瞭な足立、江北橋はかなり祟られているとのことです。

 

 

主人公はマンモンの門を通過してかなり巡って足立に来ます。この足立にある江北橋でしてこの場所は交通事故多発地帯のようです。なぜ事故が多発するのか分かりませんがこの橋では火災が起こったり何度かの橋の付け替えなどがあり、そのための祟りなのでしょうか?現場を霊視するとかなりの霊が浮遊する怖い場所とのことです。実際の話ですがこのあたりの昔のこととかは分かりかねるようですが昔に何かあったのかも、もしかしたら戦国時代かまたは関東大震災か本土空襲などでのことなのか…

 

【両国】 

 

現在は相撲の聖地、しかしかつてこの地は死者の山が築かれていたのです。

 

 

主人公が両国あたりにきているか不明ですが多分付近を通過していると思えます。両国には横綱町公園という公園があります。この公園には関東大震災と東京大空襲の霊を弔う慰霊堂があります。弔う例は16万に上る…おびただしい人命が失われた霊の弔いのためのお堂ですがかつてこの地は大震災時に逃げ込んだ4万人もの人々が大火により尊い命を落とした場所であるようです。当然のことながら震災やら空襲やらで突如として命を落としたので多くの魂が浮遊して生前の浮かばれない思いを残していると思えます。16万の人々の鎮魂はいつのことになるでしょうか…

 

【爆心地(千代田区)】 

 

皇居のそばにある平将門公の首塚には数々の怪奇伝説があります。

 

 

かくして爆心地に降り立つ主人公たち、そこでは将門公が待っていました。将門公に関して紹介します。

 

時は平安時代、国司として任命された者たちは秩序無き愚行を繰り返したためそれの対処に桓武平氏や清和源氏が現れます。もともとは天皇の血筋なのにリストラされ検非違使となったものです。将門もまた検非違使でして豊富な武力で勢力を拡大させ自らを新皇となのりこれが朝廷に触れたため討伐された、朝廷をリストラされ無秩序な国司を取り締まり秩序を自らの手で確立したにも関わらず朝廷から反逆者扱いされ返り討ちにあった将門公の恨みはこの上ないものだったでしょう。

 

そんな将門公、首をはねられ埋葬されたものの首だけは平安京に運ばれ都大路の河原にさらされ稀代の悪党という不名誉な扱いをうけます。死者に鞭を打つような行為ですが無念の将門公の首は腐りもせず目を見開き、「胴体と首をつないでもう一戦しよう!」 と、夜な夜な叫んだとのことです。叫びは続き3日目になり首級は切断された胴体を求めて夜空に舞いあがります。京都より東の国に首だけで飛んでいく…どんなことなのか…摩訶不思議なのですが首は数ヶ所に落ちたとのことです。その首の落ちた最も著名な伝承地が、千代田区大手町にある「将門(公)の首塚」とのことです。将門公の魂が浮かばれることを願うばかりです。

 

そして主人公は怪奇の地である魔界に旅立ちます。女神転生Ⅱになぞらえて東京の怪奇現象に関してでした。数々の浮かばれない霊という霊が鎮魂することを願うばかりです。続章の3では悪魔合体に関してです。

 

 

 

 

 


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