まあ無事に女神転生Ⅱ、クリアしましたがクリアしたのでこのゲームに登場する有名人(?)に関して更新します。まあ有名人といっても歴史などでの有名人とかでして中には名前が知れ渡ってない方もいるかもしれません。まあ以前バエルにてバエルのことに触れましたがそんな感じでやってみたく思います。有名人として知れ渡る事項と女神転生Ⅱでの活躍などについて触れてみて女神転生Ⅱの世界を掘り下げてみたいです。
【パズス】
魔人パズス、主人公により封印を解かれてバエルより東京の覇権奪還を目論むも主人公に返り討ちにあう。
パズスはバビロニア神話に登場する魔人です。風と熱風の悪霊としてアッカド人より恐れられていました。逆に悪霊の王ということでパズスの彫像が悪霊を統御する護符として用いられることもありました。ライオンの頭と腕、鷲の足に背中に四枚の翼とサソリの尾で蛇の〇〇を持つという異様な形相です。パズスだったりパズズだったりと最後の「ス」が濁点がつくのかつかないのかが分かりません。Ⅱでは主人公により封印を解かれてバエルより東京の覇権奪還を目論んだが主人公に返り討ちにあいます。Ⅱが登場したころだったか分かりませんがゴッドサイダーという漫画にてパズズが登場、多分そんなこともあり馴染みの悪魔とのことでⅡの世界の水先案内人的な役割を与えられたのかもしれません。
【平将門】
大河ドラマ 『風と雲と虹と』より
爆心地中央のお城にいる。主人公を魔界に誘う。
平将門は若かりし頃は検非違使(現在の警察)だったが平氏一門の抗争により関東諸国を巻き込む争いを起こしていきます。そして国府を襲撃して印鑰を奪い朝廷に対し新皇を自称して朝敵となるも即位二か月ほどで藤原秀郷、平貞盛に打ち取られてしまった悲運の将です。俗世間では武芸に秀でたものの世の中に受け入れられなかった代名詞的な存在としてでしょうか?平将門の恨みが怨霊と化して襲われるなどあまりいい印象の無い伝承が多数あります。東京都千代田区にある平将門の首塚は有名でⅡで爆心地のお城に登場するためもしかしたらお城は首塚の跡かもしれません。まあ首塚は皇居のそばにあるため皇居でも間違いないかも、天皇の血筋でありながら朝敵となってしまった将門の恨みは強く悪霊となるも主人公たちを魔界に誘うなんて…やはり性根はいいお方なのかもしれないですね。平将門を扱った大河ドラマもありますがかなり前の1976年のことです。そろそろ平将門をメインにした大河ドラマやってもいいかもしれないですね。
【イザナギとイザナミ】
Ⅱでは魔王アモスダイにより囚われている。
イザナギとイザナミは天地開闢の時に神の世七代の最後に生まれたとされています。矛で空から海をかき回してできた島で結婚して国造りのための神産みを行いそれにより日本の土壌が出来たとのことで何やら摩訶不思議な話です。まあその後のお話は何やら不思議な話でしてイザナミが火の神を産んだ時に陰部を損傷して死んでしまいます。イザナギはイザナミにどうしても会いたくなって黄泉の国へ、そこでイザナミに姿を見てはいけないと言われるも耐え切れずに見てしまうのです。そこには腐敗したイザナミの姿、ハエにたかられ散々な姿を見られたイザナミはイザナギにお前の国の人間を1日1000人殺すと言うもイザナギはなら1500人産むと言って…
とまあ世の昔より夫婦喧嘩は犬も喰わないということをしたとかしないとか…いずれにせよこの二人により今日の日本が誕生したのです。摩訶不思議な話ですがこれが日本書紀に記載された伝承だとか…まあ神話なので信ぴょう性は分かりませんがこのイザナギとイザナミのお二人が子供を設けて日本を統治しようとしたものの途中でイザナミが死んでしまった、会いたい会いたいと願っていたイザナギにあの世からイザナミがいつまでもめそめそしてないでしっかりしなさいとか、まあそんな話なのかもしれませんね。
【ルシファー】
女神転生での最後の敵、Ⅱでは銀座の地下に氷漬けにされている。
ルシファーとはラテン語で夜明けの明星という意味です。もともとは光をもたらすものという意味合いなのになぜ堕天使になったのか、それは天使たちの中で最も美しい大天使であったのに創造主である神様に反旗を翻した結果、自ら堕天使となったと言われています。ルシファーがなぜ造反したのかというと人間の祖であるアダムに向い神の似姿として作られたアダムに拝礼せよという命令を拒んだためだとか、そのために神の怒りを買い天界から追放されたとのことです。天使ゆえのプライドにて人の子のアダムへの礼拝は屈辱でしかなかったのでしょうか?まあ神々はこのような形でかつて天使だった者たちをおとしめてしまう行為をしたようです。かつての夜明けの明星は失望して輝きを失い、やがては地獄から神々を脅かす魔王となったのでした。
【サタン】
東京に混沌の種を撒く大魔王、かつてはルシファーの下風に立つ力の弱い悪魔だったが現在の地位までのし上がった。
このサタンは何やらルシファーと同一のものとしていることが多いみたいです。現にもともと天使だったものが悪魔になったという点で酷似しています。ユダヤ教、キリスト教では神の敵対者とかそんな良くないイメージしかないサタンですが個人的にサタンとサンタって似ているのではとか思えますが…まさかアナグラムにて神の敵対的な意味をぬぐった???まあそんなことはないでしょうね。
続章の1は有名人に関してでした。最初に出会うパズスとかはかなり印象的で初めてゲームやって出てくると面食らいます。また爆心地で会う将門公なども驚きます。将門公は悲運の将でして運悪く朝敵扱いなど酷いものです。イザナミ、イザナギは日本神話なのにルシファーとサタンは海外と和洋折衷みたいですがこんなところに女神転生Ⅱのミステリアスなものに強く惹かれてしまうのは私だけではないでしょうね。まあ好きな人に限ってですが本当にクリア出来て良かったです。次回は東京怪奇スポットに関してですが本当に怖いですね。