既に年は2018年になりましたが昨年の大河ドラマである女城主直虎を一年間視聴しました。その前の真田丸も面白かったですが直虎もなかなか良かったです。年末になり総集編も見ましたが総集編になるとかなり飛ばし飛ばしなので年間を通じてみるのがいいですね。まあ主演の柴咲コウさんの好演やら脇を固める人たちも良かった、特に南渓和尚役の小林薫さん、虎松君(ぎみ)の寺田心くん、後の直政である菅田将暉くんや井伊家筆頭家老の小野政次の高橋一生さん、井伊家家臣の中野直之の矢本悠馬さん、寿桂尼の浅岡ルリ子さん、武田信玄役の松平健さんや徳川家康役の阿部サダヲさん、瀬戸方久役のムロツヨシさん、瀬戸村の百姓である甚兵衛の山本學さんなど挙げればきりがないほどいい役者さんたちが登場しました。
年間を通じて井伊直虎役の柴咲コウさんですが柴咲さん独特な感じの演技で良かったです。柴咲さんは怒った感じの演技が多かったですが大人しい感じやら激しい感じやら表現力が年々上がっているように思えました。本人が地で持っている芯の強い感じが女だてらに城主となり歴戦の猛者と渡り合っていくその様は他の方だったら苦しかった、芯の強そうな人物でないと拍子抜けしそうですね。虎松君(ぎみ)の寺田心くんなんかもかわいらしくもまだ弱弱しい幼子を好演、後の井伊直政である菅田将暉くんなんかもかなり驚きましたが2009年の仮面ライダーWからは想像もできないほどの役者さんになったと思います。猪武者の井伊直政、まあ欲を言えば直政を主役にしてドラマをやってもいいのではと思いました。
マニッシュな彼女だから演じることができたと思えますね。一年間お疲れ様です。
かなり猪武者な感じですがあの可愛らしい虎松君のまさかの大変身、もう驚きましたね。
役者さんたちの中で今まで知らなかったのが矢本悠馬さんや奥山六左衛門役の田中美央さんでしてこの両名は直虎の子供時代は出なかったものの直虎が城主になってからはレギュラー的に登場しましてドラマが面白い感じになりました。まあ役者さんの中で特に際立っていたのが高橋一生さんでして高橋さんはかなり変化する役どころを熱演してました。昔から知ってますが特に脳裏に焼き付いているのが相棒の初期ぐらいに登場して精神科医の役でした。また忘れてはならないのが医龍の外山誠二でしてかなりけれんみあふれる役でしてもう生意気な態度の医師をこれまた熱演してました。大河ドラマはかなり出ているみたいで新選組!とか風林火山、軍師官兵衛などにも出演されてます。この度の大河ではかなり重要な役どころで際立ってましたね。熟年の技が開花した、何かそんな感じがしました。
かなり幼年より活躍している高橋さんですがなんとあのジブリアニメ『耳をすませば』にて天沢君の声優さんだったとか、いつか大河で主演をしてほしいですね。
また年層が高い方々も注目でして特に女だてらに今川一族を尼の身であるにも関わらず率いる寿桂尼役の浅岡さん、まあ独特のオーラを発揮して直虎を苦しめていたのはかなり印象深いです。信玄の松平健さんとかも合わないと思いきやかなり様になっていてまあ一癖も二癖もありそうで戦国時代の大物的存在感をかなり発揮してました。南渓和尚役の小林薫さんはレギュラーでして直虎の生誕からその死までを支えきるという重要な役です。直虎が迷ったときにその行く末を諭していくその様はとても良かったです。直虎亡き後、直政に直虎の意思を次いで小さな井伊谷で行っていたことを日の本で実践せよとのこと、何ともなセリフでした。
武田信玄の松平健さんですがものすごいはまってますね。まさにどうどうたる戦国の覇者的な感じがします。このお方が長生きすれば本当に覇者になり信長や家康が台頭することは無かったでしょう。
ツー感じであまり役者さんをほめあげるなんてしたこと無かったのですがとても良かったからしてみました。新年より西郷(せご)どんが始まりますが女城主直虎について少し更新してみます。