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Channel: ホビタン ~趣味の探訪~
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気になるドラゴンボール 【7】ブルマと悟空、出会いが作った伝説 

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それは…いつのことでしょうか…思い出すのは夏のとある日、田舎から帰る電車の中で読んだ週刊少年ジャンプ、ドクタースランプの最終回が掲載され週刊少年ジャンプにて鳥山先生の連載が途絶えてから少しして新しい漫画が始まったのです。タイトルは「ドラゴンボール」というタイトルで龍の玉というタイトルの漫画、内容は何やら山奥に住んでいる少年と都会育ちのお嬢様が出会いドラゴンボールを求めて旅をするという何やらどこかで見たような話、それが鳥山明先生の新連載でした。私は雑誌を読みドラゴンボールってどれくらい続くのかなと思って毎週毎週月曜日に発刊されるジャンプを見ていました。そんなとある少年と少女の出会いから始まったドラゴンボールはいつしか回が進むと毎号のジャンプが楽しみになるという形になりました。

 

 

1984年週刊少年ジャンプ第五十一号より連載が始まったドラゴンボール、表紙の二人の奇跡の出会いから物語は始まりました。ちなみにドクタースランプは同年の39号で終了しました。

 

少年は幾多の激戦を繰り広げて強くなり、回を重ねるたびに魅力を増しました。少女は少年とは別の道をいく、都会で暮らす少女でしたが時折開かれる天下一武道会で会うぐらいでしたが少女は少年のことを忘れたことは無いようです。月日はたち大人になった二人、ある日謎の異星人が地球に襲来したときから彼と彼女の地球を救う戦いが始まっていきました。最初のころですが少年は育ての親のお爺さんのようになりたい一心で、少女は素敵なボーイフレンドを追い求めてましたがそんな二人が世の中を救うということをしていくだなんて夢にも思いませんでした。

 

まあ何が気になるのか?そう、この二人の志の変わりようが気になります。強くなりたいという願いから大人になり子供や奥さんを守りたい、少女時代をぬけて大人になり友達が危機にさらされるのを助けるうちにその友達に巻き込まれていく、そして知り合った異星人と恋に落ちてやがて子供をもうける、この変化は月日を重ねてもたらされた変化です。かつてドラゴンボールを追い求めていた二人を見ていると始まりのころの二人の現在の変わりようはすごいもがあります。まさかあの少年に子供が、まさかあの少女があの異星人となど変化に驚かされてかつその変化はとても魅力的なものでした。

 

ドラゴンボールが始まり30年近くになりますが30年前のあの始まりの日、この30年後にまだドラゴンボールという単語をしたためているのは驚きます。少年と少女の活躍はいつしかテレビアニメになり少年と少女にはその魂を吹き込む声優の方がいます。単なる二次元の絵の住人に幾度となく魂を吹き込む、二人の変わりようがテレビ画面を通じて、音声や画像を通じて認知できるのです。二人の変わりゆく姿はとても気になるものがあり、魂が込められたその姿を見るたびに勇気をもらったり笑いや涙をもらったりしました。

 

30年の月日で様々な物事が変化しましたが変化は出会いであり別れでもあります。原作で二人が変わっていきその二人に魂を込めた方々も変わっていきます。残念ながらもうその一方の方の魂の響きは聞けなくなりましたがその響きが心の中に残り続けてほしいものです。人はいつか旅立ちますが長い月日の中で数々のものをいただいてきたのでアニメなりを視聴できてとても良かったです。いろいろありますがそれでもとてもよかった、そう思わずにいられません。声優さんの声はアニメ作品の中で生き続けていくと思います。振り返れば悟空がいてブルマがいる、ベジータ、クリリン、ピッコロ…たとえ声優の方が旅立ったとしてもいつまでも生き続けるものと信じたいです。


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